array_intersect-配列関数:共通項を計算

array_intersect関数は配列の共通項を計算する関数です。
共通項とは二つ以上のものに共通して存在する項目・要素。(辞書)
以下にarray_intersect関数の使用例を示します。
//array_intersect (対象配列, 比較配列, 比較配列2...);

$array1 = array("a" => "PHP", "b" => "CGI");
$array2 = array("c" => "CGI", "d" => "PHP");
$result = array_intersect($array1, $array2);
print_r($result);

対象配列には調査の対象となる配列を指定し、比較配列には比較する配列を指定します。
対象配列に含まれる要素と同一の要素が比較配列に含まれている場合に共通項として計算されます。

上記の使用例では、対象配列に配列$array1、比較配列に配列$array2を指定しています。
配列$array1の要素PHPとCGIは比較配列$array2にも含まれているので共通項として計算され、連想配列にして返されます。 したがって、  Array ( [a] => PHP [b] => CGI ) がarray_intersect関数によって返されます。

array_intersectは大文字・小文字を区別する

以下の例では、結果的に空の配列が返されることになります。これはarray_intersect関数は大文字・小文字を区別して共通項を計算するためです。
$array1 = array("a" => "PHP", "b" => "CGI");
$array2 = array("c" => "cgi", "d" => "php");
$result = array_intersect($array1, $array2);
print_r($result);