array_walk-配列関数:要素にユーザ関数を適用

array_walk関数は配列の全ての要素にユーザー関数を適用した配列を返す関数です。
以下にarray_walk関数の使用例を示します。
//array_walk (配列, ユーザ関数名, 引数);

$ar = array(90000 => "パソコン", 2000 => "マウス");

function arh ($name, $price){
echo $name."の価格は".$price."円です。";
}

array_walk($ar, "arh");
上の使用例では関数を適用させる配列に配列$arを指定し、使用するユーザー関数に"arh"を指定しています。 ユーザー関数の1番目の引数には指定した配列の値が使用され、2番目の引数には指定した配列のキーが使用されます。
したがって、 array_walk関数でユーザー関数arhを適用させた場合は、
 パソコンの価格は90000円です。マウスの価格は2000円です。 がブラウザに出力されます。

array_walkの三番目の引数にはユーザー関数に使用する3番目の引数を指定することができます。これはオプションで省略することが可能です。

オプションの引数を指定:array_walk関数

以下の例では引数に0.05を指定し、価格に0.05を掛けて消費税5%分の金額を計算しています。 array_walk関数によって、返される値は以下の通りです。
 パソコンの価格は90000円で、消費税は4500円です。 
 マウスの価格は2000円で、消費税は100円です。 
$ar = array(90000 => "パソコン", 2000 => "マウス");

function arh ($name, $price, $ta){
echo 
$name."の価格は".$price."円で、
消費税は".$price * $ta."円です。<br />";
}

array_walk($ar, "arh", 0.05);