array_merge-配列関数:複数の配列をマージ

array_merge関数は指定した配列にひとつまたは複数の配列をマージしてそのマージした配列を関数です。
マージ(merge)とは「合併する」といった意味を持っています。配列をマージするとは複数の配列を一つの配列にするということです。
以下にarray_merge関数の使用例を示します。
//array_merge (配列1, 配列2, ...);
$ar  = array("PHP");
$ar2 = array("CGI");

print_r(array_merge($ar, $ar2));

上記の使用例では引数に配列$ar、配列$ar2を指定しています。
それぞれ、独立している配列$arと配列$ar2がarrya_merge関数によって一つの配列して返されます。したがって、  Array ( [0] => PHP [1] => CGI )  という配列が返されます。

同一のキー文字列が存在する時のarray_merge関数の動作

以下のように同一のキー文字列が指定した配列に存在する場合は前の配列の値が後に指定された値に上書きされることになります。
以下の使用例ではarray_mergeの一番目の引数に$ar、二番目の引数に$ar2を指定し、同一のキーが存在していることから、 後に指定した配列$ar2の値で上書きされることとなり、  Array ( [HP] => CGI ) がarray_merge関数によって返されます。

?の場合は同じキーですが、数字キーの場合は上書きされることはなく、新たにキーが振り分けられます。
したがって、 Array ( [0] => PHP [1] => CGI ) がarray_merge関数によって返されます。
$ar  = array("HP" => "PHP");
$ar2 = array("HP" => "CGI");
print_r(array_merge($ar, $ar2));

// ? //
$ar  = array(0 => "PHP");
$ar2 = array(0 => "CGI");
print_r(array_merge($ar, $ar2));